とある声優の卵の裏垢

タイトルのまんま

絶望的に男受けしない

絶望的に男受けしない

どう考えても女受け

褒めてくれるのも女ばかり

それで良いと心から思っていた

それで良いと心から満足していた

だけど”愛されたい人”が現れてからそれじゃ満足できなくなった

自分で自分を愛してるだけで、自分で自分を愛でているだけで心は満たされていた

だけどその人に愛されたいと思ってから、その人を欲しいと思ってから、私は私に愛されるだけじゃ満足できなくなった

でもその人は私を愛してくれないから、ほかで愛を探すしかなくなった

現実以上を望むから現実に苦しくなると分かっているけど、もう自分の欲望を知ってしまったのだから、自覚してしまったのだから仕方ない

 

ていうか私は私の個性を殺して男受けする自分になる気がこんなにもあるのに、そんな私は絶望的に似合ってなくて、ダサくて、垢抜けなくて、その人からも愛してもらえないどころか私からも愛してもらえなくて、結局私は私が感じるままのファッションやメイクをすることでしか生きることができないのだなという結論に至った。

 

男受けしないままの私を愛してくれた男は今まで少なけれど確かに存在したのに、どうして今になって私が望む人はありのままの私を愛してくれない人なのだろう。

まぁ、人生そんなものか。