さてと、取るに足らない憂鬱。
明日から労働だ。
やっと、やっとだ。本当の上京が、東京生活が始まる心地だ。
気持ちは以外にもフラット。落ち込んでもないし希望に満ち溢れてもない。
明日から待ち受ける仕事がどんな感じか容易に想像がつく。
これから私を待ち受けるストレスも。
それはそうと、日記を毎日書こうと意識してから、日記を意識的に書きたくない日があるなと感じる。
面倒だから、ではなく、記録に残したくないから。
問題が起こったり嫌なことが起こったりすると気持ちや状況を言語化して整理してスッキリするということを良くやるが、それをするまでもないけど憂鬱な状況というのが割と起こる。そんな日常を過ごすとき、私は日記を書きたくなくなる。
今日もそう。
仕事をしていない期間なんて、生きてないようなもの。
そんな空白の、取るに足らない時間のことなんて記録に残したくない。
明日からはそんな日々が変わるだろうか。
否、明日からは8時間労働という、取るに足らない憂鬱が始まるんだ。
なにも考えられなくなる8時間。
労働に意識を奪われ気を紛らわされ、本当に大切なことを考える余裕がなくなる。
人生について考えられなくなる。今自分が本当にやるべきことが曖昧になる。
自分にとってはまるで毒みたいだ。
そんな毒と、闘っている。