とある声優の卵の裏垢

タイトルのまんま

さてと、取るに足らない憂鬱。

明日から労働だ。

やっと、やっとだ。本当の上京が、東京生活が始まる心地だ。

気持ちは以外にもフラット。落ち込んでもないし希望に満ち溢れてもない。

明日から待ち受ける仕事がどんな感じか容易に想像がつく。

これから私を待ち受けるストレスも。

 

それはそうと、日記を毎日書こうと意識してから、日記を意識的に書きたくない日があるなと感じる。

面倒だから、ではなく、記録に残したくないから。

問題が起こったり嫌なことが起こったりすると気持ちや状況を言語化して整理してスッキリするということを良くやるが、それをするまでもないけど憂鬱な状況というのが割と起こる。そんな日常を過ごすとき、私は日記を書きたくなくなる。

今日もそう。

仕事をしていない期間なんて、生きてないようなもの。

そんな空白の、取るに足らない時間のことなんて記録に残したくない。

明日からはそんな日々が変わるだろうか。

否、明日からは8時間労働という、取るに足らない憂鬱が始まるんだ。

なにも考えられなくなる8時間。

 

労働に意識を奪われ気を紛らわされ、本当に大切なことを考える余裕がなくなる。

人生について考えられなくなる。今自分が本当にやるべきことが曖昧になる。

自分にとってはまるで毒みたいだ。

そんな毒と、闘っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本当のことを書こう

本当の気持ちを書く。

ここに今の本心を残す。

って、別にただ鬱でゴミなだけなんだけどね。

 

仕事が決まらない。

本当におかしい。

私が応募した仕事はたくさんある。

その大半が返事がない。

求人も仕事もこの世にたくさんある。星の数ほどある。

人口よりたくさんある。

それなのに私の仕事が決まらないのはおかしい。

 

求人では時給1700円、1600円の仕事があふれている。

私に回ってこないのはおかしい。

なんでかって、そういう有料案件で人を釣って

もっと時給の低い仕事を回してるから。

あと東京は人が多くて取り合いになるから。

 

何をしていても仕事がないことばかりを考えてしまって、

何もクリエイティブなことができない。やる気が起きない。

一日が早く過ぎればいいのにと思って朝目が覚める。

そしてベッドから動かず一日を過ごす。

食事だって炭水化物ばかり。

 

そして時間を持て余したまま、早く時間が過ぎろと思いながら眠りにつく。

ゴミみたいな生活。

生活がままならないから何も考えられない。

人生でもなかなかの暗黒期。

 

死にたいなんて言えない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上京

上京物語という曲を知っているだろうか?

おそらく若い人は知らない。

曲に関する説明はめんどいのではしょるが、タイトルの通り主人公が夢のために上京をするという歌だ。

この曲の歌詞はとても良くできていて、夢を見ることの切なさや東京の浪漫などがひしひしと感じられる。

そしてこの曲は夢を見て上京をする誰もに当てはまり、例にもれず私にも当てはまった。

何を隠そう私も、声優になるために上京をしたのだ。

私は歳をある程度とっているので、自分にも他人にも人生にも期待をするのが恐い。怖くて仕方がない。もしかしたら最も恐いことかもしれない。

なので今私は上京一日目ながら全くワクワクドキドキしていない。

東京に夢を抱いていない。

東京に浪漫を抱いていない。

確かにこれで大きな失望をすることはないだろう。

だが一度きりの上京、これで良いのか?とも思えてしまう。

10代で上京していたらワクワクドキドキしていただろう。

変に歳を取って上京の現実だとか、その裏に汚い大人がたくさんいることとか、知ってしまった。

まぁ私の心情の吐露はここまでにして、以下は日記。

 

今日は新幹線にて東京に来た。

私を見送る時、両親は寂しそうな顔をした。

20半ばでも両親にとっては子供なのだ。

日頃家計を切り詰めているくせに、父は私に一万円を持たせた。

帰ってくるときの新幹線代にしろとのことだった。

父め、憎いことをしてくれるじゃないか。

もう20半ばの良い大人。

何もしない少女でもあるまし、上京なんて別に特別なことじゃない。

だけど寂しそうな両親を見て、私は愛されているんだなぁと思った。

そして私はこの人たちを悲しませちゃいけないなと思った。

新幹線はなんだかちょっとだけ悲しくて、ひらりと桜という曲を聞いて少しだけ泣いた。

 

東京につくとすぐに賃貸の契約。

パソコンの入った馬鹿でかくて超絶重いスーツケースを引きずりながらえっちらおっちら歩いていたが、段差では幾人もの人に助けてもらった。

サラリーマンも、お姉さんも、ありがとう。私もほかのひとを助けられる人になるね。

 

そんな人の温かさに触れたところで、やっとの思いで新居につく。

体と脳の疲れで全く整理整頓ができず、スーツケースの中身を思いのままにぶちまけてまるで泥棒が入ったような部屋にコーディネイトした。我ながら良いセンスだ。

 

その後新宿で買い物をしようと思ったものの全然勝手が分からず、池袋で買い物をすることにした。池袋の東口はとにかく地方民に優しい。なんでもそろうんだから。

ドンキでお目当てのウィッグを買ったり化粧品を買ったり。

翌日人に合うから今日中に絶対に風呂に入りたい!と思っていた。

 

家に帰って休憩した後さらに買い出し。

5箱200円のティッシュを探せず1箱200円の高級ティッシュに甘んじたことはここだけの秘密。

母が持っていけと言った物をことごとく持っていかず、ことごとく後悔した。

クロックスやパジャマやタオル。

すべて現地で買えばいいと思ったけど買えなかった。新宿とは友達になれない。

その代わり母が持たせた歯ブラシセットのせいで歯ブラシセットが今手元に2つあるけどまぁいいか。

 

上京初日は、両親の愛情を感じながらの上京だった。

改めて、私は声優になるために東京に来たんだと決意した。

絶対に売れたい。いや、形にしたい。

人生で一番向き合うんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれ、上京2日前

あれ、いつの間にか上京2日前だ。

一ミリもパッキングしていない。明日からやります。

そして朗報。

昨日いろんな求人に振りに振られて傷心だったのだけど、なんと今日時給1700円の求人を紹介してもらうことができた。

まさに捨てる神あれば拾う神あり。

でもね、私いつまでフリーターでいられるんだろう?って思う。

派遣で時給の高い仕事ってある程度年齢制限があるところが多い。

それこそ35歳までとか。

35歳までに正社員にならなかったら、時給や条件を落として職探しするしかないのかな。

この歳になって事務経験も1ミリもないし・・・

事務って地球上の人類ほぼ経験してるから未経験20代半ばの人間にわざわざ紹介するところなんてほぼないし。

時給1700円の派遣の仕事なんて、絶対若いから紹介してもらえたんだろうな。

就活のたびに社会的な価値の低さを痛感する。

それを高めたくてTOEICの勉強しようと思っていたのにできていない。

 

あとは声優の話。

こちらも全然うまくいかない。

とりあえず発声練習は毎日してるけど、演技の勉強はまだまだ全然できてない。

はぁ~~~なんだかなぁ。

期待

自分の見込み通りに事が運ばなくてショックをうける、辛くなる。

期待を裏切られた後になって、相手に期待をしていた自分に気づく。

自分の目論見や計算が甘かったことに後になって気づく。

そんなことを20余年で幾度も繰り返してきた。

いや、なんだか思い返すと人生の大半をそんなことに費やしてきた気がする。

 

今日もそんな、今まで何十回と繰り返した感傷に浸る出来事があった。

大袈裟に言ってしまったが、単純に就活が上手く行ってないのだ。

時給1700円の派遣の仕事を探していたが、見つからなさそうなのだ。

代わりに紹介されたのは時給1600円の仕事だった。

1600円も十分高い時給ではあるのだが、その代わり7.5時間しか働けない。

その他の条件が合わなかったので結局その仕事は断ったのだが、なんだか落ち込んでしまった。

まずは1700円という設定が高すぎたこと。

ここから反省しなきゃいけない。

派遣だしすぐに仕事見つかると思っていたが目論見が甘かった。甘すぎた。

上京まであと数日。

それまでに見つける気でいたが、見つけられないかもしれない。

はぁ、ちょっと凹んだ。

 

それとは打って変わって、昨日ワンピースを買った。

ベルトと合わせて5000円ほど。

久々に雑巾じゃない服を買って心が潤った。

グレイルとかしまむらとかはワンシーズンしか着られないからね。

昨日買ったのは生地が厚くてツーシーズン以上着られそう。

ペールパープルのコートとも合わせて綺麗に仕上げたい。

ああ、早く袖を通したいなぁ!

 

 

 

 

 

 

 

久々に以前書いた記事を読み返して

antique-lily.hatenablog.com

最近ずっとブログを書いてなかった。

人から読んでもらえないとなるとやる気がでない。なんと怠惰なんだ。

久しぶりにブログを開いたので以前書いた記事を読み返すことにした。

これがすごく面白いし興味深い。

以前自分はこんなことを考えていたのか・・・と

本当は手書きの日記を書きたいのだけど、まだそんなやる気が起こらない。

そんで、最初にはっつけた記事をはじめとするいくつかの記事を読んでみた。

貼り付けてある記事を読めば分かるんだが、この記事では私は知人女性が容姿を褒められていることに嫉妬したり自分をオフィスで一番美人だと思いこんで周りの人を見下したりと、少女漫画の悪役のようなかなり最低なことをしていたことを告白している。

この事実にも驚きだと思うが、更に驚くべきことは今の私が何も覚えていないということだ。

その時の感情も一切思い出せないし、その時そんなひどいことをしていたということ自体もすっかり忘れていた。

私は記事の出来事があった当時、「自分の性格には問題がある」「もしかしたら一生こんな惨めな嫉妬心を抱えていきるのか?」と考えていた。事実私の性格には問題があるが、しかし一生この感情が続くのではないかという考えは的外れだった。

こんなに強烈な感情だったのに、今はすっかり抜け落ちて忘れてしまうなんてとても不思議な感覚だ。

 

私は、嫌なことや落ち込むことがあったときはブログや文章にして言語化するようにしている。さらには問題の原因やこれからどうすべきかなども書き出し、状況を整理するようにしている。ここでポイントなのは、自分の中にある醜い感情や稚拙な意見も認めることだ。認めたくないほどの醜い感情が自分の中にあることを認めてあげることで、それを改善したり昇華したりできる。

私の場合はこれが功を奏して、上記の記事の時に感じていた嫉妬心から脱却できたのだと思う。

まぁ一番はそもそも退職したらという部分が大きいだろうけど。

 

てか自分の日記って読み返すとおもしろいよね。

私もなるたけ毎日書いていこう。

 

 

無職になりました

退職して1日目。

まだ気持ち的には滅入ってない。

今日は保険証返却の準備や物件探しなどをした。

明日保険証返却と国保の切り替え、部屋の掃除と読書を行う。

 

気持ち的には滅入ってないと言ったが、昼間は憂鬱で気分が落ち込んでしまった。

暇があると考えなくていいことを考えてしまい、日頃言われてショックだったことなどを反芻してしまったり、それについて深く考えてしまったりする。

早く働きたいと思った。まだ比較的心が健康なままだ。

住む家を決めないと当分は動けない。

退職したら読書決め込みたいと思ってたけど金がないからそもそも本が買えない。

 

早く働きたい