とある声優の卵の裏垢

タイトルのまんま

歳下の男の子にメイクをすることになった

同じ職場の年下の男の子にメイクをすることになった。
19歳のピチピチの男子大学生。

元々中性的な風貌で、身長は低く色白で顔は女顔、前髪もあつく神木隆之介風の顔立ちだ。

雰囲気が中性的な彼に人として興味を抱き、シフトが被るたびに話しかけ、徐々に仲良くなることに成功。ある日帰りがたまたま被り、意を決して今度メイクさせてくれない?と聞いたところ二つ返事でお願いします!と来た。そもそも彼も美容にかなり興味があったらしい。

女友達にこのことを話したらドラマみたいな展開だなと言われた。確かに我ながらそうだなと。

当日はデパート(デパートってもしかして死後?なんか古く感じるよね)の化粧品売り場で落ち合い、チップなど最低限必要なアイテムを買いカラオケへ。アイシャドウやライナーなどは私が持参した。

カラオケでメイクをすることにしたのはメイクできる場所がないから。
トイレは勿論男女で分かれてるしね。

カラオケに入ったら早速メイク
カラポで買ったショッキングピンクのアイシャドウにユアグラムのグリッターを乗せてギラギラにした。
彼は清潔感があり中性的でかわいい印象ながらも、低身長の男子にありがちなどこか毒っ気がある雰囲気がとても魅力的だった。
それに合わせてピンクという可愛い色ながらもショッキングピンクを選んで毒っ気のある強めのメイクにした。

男性はまつ毛の扱いがホントに難しくて、あまりまつ毛を目立たせると女装っぽくなる。
今回はあくまで男性としてメイクをするので、まつげは何もしなかった。

肌は綺麗だったのでパウダーをはたく程度にして、リップも薄桃色のチークを乗せただけにした。
アイメイク以外は色味を抑えて、目元の印象を残すメイクにした。

彼もメイクをかなり気に入ってくれた。
彼らしく、可愛いけど強気なメイク。

その後はカフェに行き恋バナに花を咲かす(恋バナってもしかして死語!?)。
彼はゲイで彼氏がいるらしい。
好きな男のタイプとか彼氏が嫉妬してくれないとか色々聞かせてくれた。
なんか私、昨今のドラマみたいな経験したなぁ。